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Archive for the ‘horse racing’ Category

【まとめて回顧】⇒[GI]東京優駿&安田記念

東京優駿(日本ダービー)の予想はコチラ


ダノンシャンティが回避したことにより、2強ムードに。
しかし、ヴィクトワールピサは懸念されていた瞬発力勝負に
持ち込まれ、ペルーサはスローでは致命的な出遅れ。

上がり3F32.7という超瞬発力勝負を制したのは
エイシンフラッシュでした。

33秒台が9頭、32秒台が2頭もいるレースになってしまった
ため、長距離タイプよりもマイル~中距離タイプの瞬発力が
求められる結果となりました。

追い込み勢も完全に不発。ヒルノダム―ルもレーヴドリアンも
見せ場すらありませんでした。

これはもしかするとダノンシャンティが出ていれば
圧勝していたかもしれませんね。

秋の菊花賞は3000Mでさすがに紛れません。
上位馬が大きく変わる可能性が高いのでは、と思っています。
ペルーサは若さが出ましたね。体・精神的にも秋が楽しみです。

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安田記念に関しては、予想をする時間もなく、blogに書く時間もなくでしたが、
結局ファリダットから行って、撃沈しました。

まさかもショウワモダン。スーパーホーネットは視野に入っていましたが、
GI初挑戦の馬に勢いで勝たれてしまっては、今回のレベルが低かったと
言わざるを得ませんね。アロンダイトのJCDを思い出しました。
でも確かに、レベルが高くないときは勢いも重視ですね。勉強になりました。
次回はちょっとお休みを挟んで宝塚記念。
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[GI]東京優駿(日本ダービー)


当てた記憶がほぼない、ダービーがやってきました。

かつてない連勝で皐月賞を制したヴィクトワールピサ、
ダービーを意識したローテで青葉賞を快勝したペルーサ、
NHKマイルカップを驚異のレコードで制したダノンシャンティ。

その他、3歳王者ローズキングダム、良血ルーラーシップ・
トゥザグローリー・リルダヴァル、皐月賞上位のヒルノダム―ル、
エイシンフラッシュなど、そりゃもう豪華。

正直目移りしますね。

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東京優駿(日本ダービー):出馬表

1枠1番 エイシンフラッシュ 内田博幸     (57.0)
1枠2番 レーヴドリアン 藤岡佑介     (57.0)
2枠3番 ルーラーシップ 四位洋文     (57.0)
2枠4番 サンディエゴシチー 浜中俊       (57.0)
3枠5番 コスモファントム 松岡正海     (57.0)
3枠6番 アリゼオ ウィリア     (57.0)
4枠7番 ヴィクトワールピサ 岩田康誠     (57.0)
4枠8番 ローズキングダム 後藤浩輝     (57.0)
5枠9番 ペルーサ 横山典弘     (57.0)
5枠10番 トーセンアレス 江田照男     (57.0)
6枠11番 ハンソデバンド 蛯名正義     (57.0)
6枠12番 ヒルノダムール 藤田伸二     (57.0)
7枠13番 ゲシュタルト 池添謙一     (57.0)
7枠14番 リルダヴァル 福永祐一     (57.0)
7枠15番 メイショウウズシオ 飯田祐史     (57.0)
8枠16番 シャイン 和田竜二     (57.0)
8枠17番 トゥザグローリー 戸崎圭太     (57.0)
8枠18番 ダノンシャンティ 安藤勝己     (57.0)
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データ的には何を本命にしてもおかしくない。

だって、3歳王者、皐月賞1~7着馬、
トライアルで権利をとった馬、NHKマイルからも1・3着馬が
全て出そろうなんて珍しいですよ。豪華豪華。

こんな時はもはや直感に等しい血統で勝負かな。

大本命のヴィクトワールピサ。

ネオユニヴァース産駒で、半兄にアサクサデンエン(安田記念)、
スウィフトカレント(天皇賞秋2着)がいる文句のない血統。
ネオユニヴァース産駒は昨年のダービー馬ロジユニヴァースを
始め、サンデーサイレンス後継種牡馬として活躍中。

しかも、2000M以上の芝レースにおける産駒成績が
驚異の連対率35%。

現状文句のつけようがない。

3強の一角、ペルーサ。

母は1勝止まりも、姉にGI馬がいるスケールのある血統。
ゼンノロブロイは先日のオークスで中長距離適性を
発揮した期待の新種牡馬。
初年度産駒の大物か。

もう一頭はダノンシャンティ。

NHKマイルをレコード勝ちしたとおり、スピード色の強い印象。
母シャンソネットはミルリーフから流れるクラシック血統、
ダノンシャンティを産み落とした直後に死亡。
父はフジキセキ。正直2000Mまでの実績しかなく、
2400ではドリームパスポートのJC2着、エフティマイアのオークス2着
程度の実績。あのスピードを見る限り、距離不安は否めない。
※微妙な噂もあるようですが・・・?

結論、まだ負けていないこと、好位の番手から
競馬が出来るセンス、33秒台の高速レースにも対応している
こと、東京2400実績、という条件を優先し、ペルーサから行きます。

当然相手筆頭はヴィクトワールになりますが、
ダノンシャンティは外す方向で考えています。

エイシンフラッシュ、ルーラーシップ、ヒルノダム―ル
あたりを緩やかに押さえていく感じですね。

何にせよわくわくするダービーになりそうです。


*追記(5/29)
妙なうわさは的中、ダノンシャンティ号は回避することになりました。
うわさは骨折→回避というもので、競馬関係者から事前に流れていたみたいです。
大変残念ですが、秋のマイル戦線に期待ですね。
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【回顧】⇒[GI]優駿牝馬(オークス)

予想はコチラ

まさかの同着。GI史上初のこと。


限りなく同着に見えても、数センチレベルで勝ち負けを決めてきた
JRAが、勇気を出して同着と結論付けました。

勝ったアパパネ、サンテミリオン共に強い内容でしたね。

何より、あの馬場、そして初距離。
それを克服しての同着は意味がありましたね。

期待していた穴馬たちは見事に馬群に沈み、
全く見せ場もありませんでした。

しかし、今年のGIは荒れないなぁ・・・
1番人気は常に連に絡んでるよなぁ。

今週はダービー!かつて取った記憶はダンスインザダーク(勝ち馬
はフサイチコンコルド)の時しかありません。
完全にデビル化しております。
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[GI]優駿牝馬(オークス)

やってまいりました。苦手なクラシック。

牝馬最強決定戦、オークスです。

ダービーではあまり紛れは起こりにくいですが、
オークスに関しては、距離適性を越えての連対が
あったりするので、油断は禁物です。

今回当然筆頭に挙がるのは、昨年の2歳チャンピオン、
そして4月の桜花賞を勝ったアパパネ。

ただし、有り余るマイル実績と、血統面から距離不安が
出ているのも事実。

母・ソルティビッドはフェアリーS(GIII)2着、
菜の花S(OP)を勝った典型的なスプリンター。
父・キングカメハメハはダービーを制してはいるものの、
さらにその父Kingmanboはミスプロ系のスピードタイプで、
得意なのは芝マイルから中距離。
距離適性は母系に引っ張られることが多いので、
キンカメ×スプリンターだとどうしてもマイルまでという
印象が強いタイプになってしまう。
ただ、キンカメの種牡馬としてのポテンシャルは未知で、
もしかすると全く関係ない可能性も大。

2番手に挙げられるのは桜花賞2着のオウケンサクラ。
父・バゴは凱旋門賞を制しており、BlushingGroom系Nashwan産駒。
クラシックディスタンスにはかなりの実績あり。
母・ランフォザドリームも2000M重賞2勝と、エリザベス女王杯2着が
あり、母父リアルシャダイの血でスタミナも十分。
血統的にはアパパネよりもオークス向き。

もう一頭注目は新種牡馬ゼンノロブロイ産駒、サンテミリオン。
父と同じく、トライアルを圧勝しての参戦。
安定したレースぶりと、前につけて抜け出すセンスは
父を彷彿とさせ、長距離で安定した着を取る可能性は大きい。
ダービーでも話題になっているペルーサなんかを見ても、
クラシックディスタンスは向く血統だろう。
ロブロイ自体本格化したのは秋以降なので、これからの馬かも
しれないが、ポテンシャルは十分。

先にも言った通り、血統的距離適性はオークスに限れば
意味を持たないことも多い。
2400Mの距離はほぼすべての馬が初経験で、ペースが落ち着いたうえで
上がりの勝負になることが多いため、瞬発力のあるタイプが
台頭するケースが多い。そのため、マイラーでも対応できる。

ローブデコルテやエフティマイアのように、後にマイル戦線で
活躍した馬も少なくない。

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優駿牝馬(オークス):出馬表

1枠 1番 コスモネモシン 石橋脩
1枠 2番 アグネスワルツ  柴田善臣
2枠 3番 アプリコットフィズ 四位洋文
2枠 4番 ショウリュウムーン 内田博幸
3枠 5番 ギンザボナンザ   池添謙一
3枠 6番 オウケンサクラ  安藤勝己
4枠 7番 ニーマルオトメ  北村宏司
4枠 8番 プリンセスメモリー  勝浦正樹
5枠 9番 モーニングフェイス  藤岡佑介
5枠10番 タガノエリザベート  川田将雅
6枠11番 ブルーミングアレー  松岡正海
6枠12番 トレノエンジェル  戸崎圭太
7枠13番 アニメイトバイオ  後藤浩輝
7枠14番 シンメイフジ   岩田康誠
7枠15番 エーシンリターンズ  福永祐一
8枠16番 ステラリード   三浦皇成
8枠17番 アパパネ    蛯名正義
8枠18番 サンテミリオン  横山典弘
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ということで、予想は難しいですねぇ。

ここは、そんなに負けていないのに、評価が他の馬に回っちゃって、
人気落ちするおいしいタイプから行くしかないですね。

狙い目は
1.コスモネモシン
14.シンメイフジ
でしょうか。

コスモネモシンは、年明けのフェアリーステークスを
11番人気で快勝。アプリコットフィズにも勝っている。
その後、フラワーCでは、他馬より斤量を背負いながら、
前残りの展開で差しこんで2着。
これは非常に評価に値する。
さすがに33秒台の脚を持っているわけではないので、
桜花賞では伸びきらなかったが、フラワーCが強いメンバーだった
ことを考えると、そこまで力差はないと思う。
内枠を利して、展開次第では一発も。
血統的にも注目のゼンノロブロイ産駒。

シンメイフジは、新潟2歳Sを最後方一気で差し切り、阪神JFでは
1番人気だった。3歳になってから出遅れなどもあり今ひとつ
ではあるが、フラワーCでは逃げるなどの自在性もついてきた。
桜花賞は直線だけでメンバー最速の33.8の脚を使い、6着と健闘。
団子状態で流れて直線よーいドンになれば、切れ味で浮上も。
ただ、今ひとつ2400は長い印象のあるフジキセキ産駒。
切れ味が2400で出るかは未知の世界。

どちらが絡んでもそれなりの配当がつくのであれば、
2頭軸の馬連総流し。

次点としては桜花賞出遅れ7着のギンザボナンザ。
こちらもロブロイ産駒で、祖母アドラーブルの血を
見ると夢を見たくなりますね。
池添乗り替わりで一発を期待。

2頭軸とか言ってる時点で揺れてるのでダメな予感ですが、
大きい馬券を期待します!

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【回顧】⇒[GI]ヴィクトリアマイル

予想はコチラ

やっぱり古馬GIの方が得意です。

ブエナビスタ×ヒカルアマランサスの馬連でがっちり
勝利をおさめることができました。

とはいえ、レッドディザイアも最後は一杯になりましたが、
力はある4着でしたね。

中々前が止まらない、内側の馬場が良いという状況で、
大外一気の末脚(33.5!)はやはり別次元というか、
レベルが抜けていた印象です。

今後のレース選択も実に楽しみになりますが、
エアグルーヴ、ダイワスカーレット、ウォッカといった
名牝の仲間入りをするためには、是非とも牡馬混合GIを
制して欲しいと思います。

脚質、タイプ的には天皇賞秋が適鞍でしょうね。
牝馬で秋古馬三冠も夢ではないレベルの高さを感じさせてくれました。

出来ればこういう名馬は海外ばかりに目を向けず、
国内GIを制覇して欲しいものです。
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