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パスカル先生のはなし

数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)

数学的にありえない〈下〉 (文春文庫)

今読んでいる本。

まだまだ途中なので感想はあらためて、として
パスカルの話が出てきたので、忘れないように。

パスカルといえば、フランスの天才数学者。
「人間は考える葦である」の人です。
パスカルの定理とか、パスカルの三角形とか、
計算機を始めて作った人としても有名です。

そんなパスカルさんが確率論を作り上げたお話。
確率論の成り立ちは、サイコロ賭博だそうです。
フランスの貴族のダメ男が、パスカル先生に相談したんだ
そうですね。

「サイコロを4つ振って、6の目が一つでも出たら客の勝ち、
6の目が一つも出なければ賭場の勝ち」

この場合、はたして賭場が有利か?客が有利か?

実は答えは簡単です。

「ギャンブルは必ず賭場が有利」

つまり、賭場が有利に作られていなければ賭場なんてものは
存在しないんですね。

しかし、パスカル先生はこれを数量的に証明したかった。
んで、一生懸命計算して、賭場がちょっとだけ有利だという
ことを証明したんだそうです。
それが確率論という学問の始まり。

やっぱり何事も人間の欲望から進化を遂げるんだなぁ、というお話。

ちなみに、さらなる余談ですが、稀代の天才数学者・パスカルさんは
その後確率論に目覚め、物事の確率を考えていくようになります。
そして、宗教に没頭するのか、快楽的な人生を送るのか、どちらが
幸福になる確率が高いか、ということを研究し、宗教の方が高い
という結論が出たそうです。
死後の世界に幸福を迎える方が、プラス無限大の幸福という
結論だったそうで。
(生の世界は有限なので、幸福は有限だと)
そして、すっぱり数学をやめ、晩年を宗教研究に費やしたとのこと。

天才数学者はやはり変人と紙一重なのです。
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